ドア錠の扱いやすさ

ドア錠は右開き、左開きによって設計が左右違いに設計されていることがあります。 扉に錠前を取り付ける際、間違えて左右逆になってしまうと使用感が大きく悪くなってしまいますので十分な注意と確認が必要です。

普通のドアの場合

扉の丁番を基準に、左開き、右開きを定めます。 丁番が右にある場合は右開き、左にある場合は左開きとなります。

戸襖錠の場合

扉の前に立ち、正面で向き合った状態で丁番が右にあるものが右開き、左側にあるのが左開きとなります。

引き戸について

現代建築の洋風化に伴って減少傾向にあった引き戸ですが、高齢者や障害がある方でも扱いやすい扉として見直されています。

引き戸錠

室内の扉に多く見られる引き戸にも錠前が取付けられることが多くなりました。 室内の間仕切り用引き戸錠にも、個室錠タイプや間仕切り錠タイプ、引手つきタイプなど様々な種類の錠前があります。

用語解説

デッドボルト

鍵を差しこむ、サムターンを回すなどの動作で動作します。主に施錠を行うカンヌキの役目をしています。

ラッチボルト

ドアのあおりなどを防止するための仮締ボルトで、ノブやレバーを回すこと動作します

バックセット

鍵穴の中心を基準に、錠前フロント部分までの距離を差します。

スペーシングノブ

サムターンとレバー・取っ手までの長さを差します。この距離が短いと、レバーを操作しにくくなります。

ストライク

デッドボルト、ラッチボルトの受け手側の金具をさします。